【オススメ】個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めよう
個人投資家こーへーです。
前回の記事では簡単にiDeCoについて触れました。
このiDeCoは資産運用&節税の側面があり、節税に限りのあるサラリーマンにはもってこいの制度だと考えています。
今回はもう少し掘り下げてiDeCoのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
■目次
・iDeCoとは
・iDeCoのメリット・デメリットとは?
・節税効果は絶大!
・まとめ
iDeCoとは
昨日書いた記事の簡単なおさらいですが、iDeCoとは個人型確定拠出年金といって、個人があらかじめ決めた掛金を拠出して、自分が決めた金融商品を購入して運用することを指します。
その金融商品を運用する会社があなたの資産を運用していく形となります。
下の図を見てください。
ある一定の掛金をファンド会社が運用します。
場合によっては、掛金元本を下回るリスクはありますが、運用していけば複利効果で雪だるま式に増えることが期待できます。
複利運用については過去の記事で紹介しています。
【資産運用】投資信託の仕組み(パート②) - 人生を楽しいに変えよう
毎月の所得から掛金を拠出して、節税効果を得ながら60歳時点で退職金や年金として受け取れる制度がiDeCoです。
iDeCoのメリット・デメリットとは?
iDeCoの簡単な仕組みについてはご理解頂いたかと思います。
しかし、iDeCoにはメリットもたくさんありますが、デメリットとも言える部分の説明にも触れておきます。
① メリット
iDeCoのメリットは図で挙げたように、何と言っても税制面での絶大な効果です!
・住民税と所得税が軽減
→当然所得から掛金を拠出しているため、所得が圧縮されます。
年末調整の際に年間の掛金を申告することで、翌年の住民税と所得税が軽減されます。
・運用時非課税
運用時に複利効果によって出た運用益に対して非課税になります。
運用時にどんなに利益が出ていても、もちろん非課税です!
・退職金や年金として所得控除適用
→退職金や年金として受け取る場合に所得控除が受けられる!
(ただし、受け取り方には注意があります。)
② デメリット
いい事尽くしと思いきや、デメリットも存在します。
・60歳まで引き出せない
→どんなに経済危機があろうとも、お金が今必要だとしても、60歳時点まで引き出せないリスクは存在します。
・元本保証はなし
→年金の性質が強いiDeCoですが、投資の側面もあることから、元本を下回るリスクもあります。
・60歳時点での受け取り方によっては損をする可能性
→退職金は実は1500万円まで非課税で受け取ることができます。
しかし、大企業などに勤める方は退職金の額も1500万円以上あると思いますが、それ以上の金額は課税対象になります。
そこにiDeCoで退職金を受け取ると課税対象になってしまい、損をします。
よって、薄く年金として貰い続けるほうが税制面では優遇されますので、受け取り方にはご注意ください。
節税効果は絶大!
ご紹介した通り、iDeCoは適切に運用することで、節税効果は絶大です。
しっかりと運用方針を固めて、60歳時点での受け取り方を想定しておきましょう。
あなたが若ければ若いほど、節税効果は絶大になります。
早いうちから始めて、得をしましょう。
まとめ
iDeCo・・・ 何それ!?
そう思う方が多いことでしょう。
私もiDeCoが出始めの頃は意味がわからずに避けておりました。
しかし、こうした金融知識があるかないかで老後の豊かさに影響するでしょう。
企業の人事部にiDeCoのことを尋ねてみて頂ければと思います。
是非iDeCoを始めてみてはいかがでしょうか。
個人投資家こーへー