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【危険】現金だけの資産は避けるべき理由

 

個人投資家こーへーです。

 

おはようございます。

 

ここ最近は消費税増税の影響もあり、現金派からキャッシュレス派への移行が増えてきている印象ですね。

しかしながら、財産としては未だに現金・預金での保有割合が高い状況にありますよね。

 

今回は現金・預金で保有し続けることが如何に危険なことかについて解説していきます。

 

■目次

・現金・預金はインフレに弱い

・日本円のみの保有はリスクと考える

・様々な資産運用方法を学ぼう

・まとめ

 

現金・預金はインフレに弱い

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日本で生活している上で、現金や預金で保有していると物価が上昇時(インフレ)には現金の価値が目減りします。

現在の日本では国策として物価上昇率2%を目指しています。

例えばリンゴを例にします。

 

・通常時

リンゴ → 100円

 

・インフレ率2%

リンゴ → 102円(2%物価が上昇)

 

言い換えると、お金の価値が下がり物の価値が上がるため、現金・預金でずっと保有しているということはインフレ時には価値が目減りするということと言えます。

 

しかし、日本ではここ30年程度大きな変動はなく、辛うじて現金・預金の価値は日本国内においては日本円の価値は一定のままと言えます。

 

日本円のみの保有はリスクと考える

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ほとんどの日本人は日本円のみで現金を保有していると思います。

確かに日本人として日本で生活する分には全く問題ありませんよね。

 

しかし、下の図を見てください。

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ウクライナのフリブニャという通貨があります。

急に2014年頃から通貨の価値が暴落しているのはわかりますよね?

これはロシアがウクライナクリミア半島に侵攻したことから、ウクライナの通貨への不安から資金を引き上げて通貨が暴落したのです。

このように一国の通貨に依存した場合、相対的に海外との通貨とのバランスが大きく崩れてしまうこともないわけではないと言えます。

 

さすがに日本国内でこのような極端なことは起きないと信じたいですが、絶対はないですよね。

 

続いては、購買力平価の観点で見ていきましょう。

下の図を見てください。f:id:jinseikiraku:20191019180431j:image

(公益財団法人国際通貨研究所から抜粋)

 

上の図の水色の線で示している輸出物価の観点で見てみると、2018年現在では1ドル=約70円になっています。

つまり、輸出物価ベースでいうと日本円の価値はドルに対して下がり続けていると言えます。

 

アメリカに行かれたことがある方はわかると思いますが、物価が高いと感じたことはありませんか?

 

そう、今はドル円のレートは約108円程度ですが、アメリカでは物価が上昇し続けているため、より多くのドルをアメリカでは出さないといけないためですよね。

いくら日本円の価値は日本では変わらないとしても、海外は世界的にインフレしているため、相対的な通貨価値は落ちていると言えます。

 

様々な資産運用方法を学ぼう

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このように日本円の通貨の相対的な価値は下がっていることを説明してきました。

ここからは、「じゃあ、どうしたらいいの?」という疑問に私なりの回答をします。

 

・米国株

・海外銀行口座開設

 

この2つで運用することにより、通貨の保有を分散させましょう。

リスクを減らすことが可能となります。

 

やはり、インフレ時に強い運用は不動産や株式投資です。

通貨の分散も視野に入れるとなると、米国株投資が非常にオススメです。

 

まとめ

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今回の記事では、日本円に依存し続けることの危険と、海外分散投資やその他の投資を織り交ぜて資産形成していく必要がわかって頂けたかと思います。

 

まだまだ、具体的な運用方法など記載しきれていないので、米国株の購入方法やどの株がいいの?といったことまで、今後解説していきます。

みなさんの資産形成の一助となれば幸いです。

 

個人投資家こーへー